ウェットキャットフード・副食・間食
『副食』とは、どういう意味でしょうか。『一般食』と、どう違うのでしょう。『副食』を『一般食』ととらえることもありますが、それですと境界があいまいになってしまいます。むしろ食事ではないものと捉えるべきではないでしょうか。
『総合栄養食』はおかずとごはんのある定食、『一般食』はおかずだけ、『副食・間食』はおやつ、そう考えると、『副食・間食』の意味が、わかっていただけると思います。
人間でもごはんを食べず、おやつだけ食べているような人もいますが、やはりおやつだけでは栄養が足りません。あくまでも楽しみとして、与えるようにしましょう。
種類も豊富な『副食・間食』
食事をちゃんと食べていれば、本来ならおやつは必要のないものです。自然界で生きる野生の猫は、おやつなど食べることはないでしょう。
おやつは家猫だけの特権です。飼い主との親密な関係を築くために、与えられるご褒美なのです。
ただこの特権のおやつは、食べ過ぎると肥満になるという危険性もあるのです。どんなタイプの『副食』を与えたらいいのか、選んでみてください。
スナックタイプ
ビスケット型は、魚やエビ、肉などの乾燥したものを混ぜて焼き上げています。
スナックタイプは、外側はかりっとしたフードで、中にしっとりしたセミモイスチャタイプのフードが入っています。
どちらもドライキャットフードより喜びますが、大量に与えるとフードを食べなくなります。
乾燥タイプ
自然素材をフリーズドライにしたものです。昔からあるカツオブシや煮干しなども、『副食』として扱われるようになりました。他に鳥のササミ、砂肝、ビーフジャーキーなどあります。
硬いので、ウェットキャットフードばかり食べている猫には、噛みたい気持ちを満足させてくれるのにいいものです。
自然な素材なので、保存のための添加物や、塩が多く含まれているのか難点です。
ゼリータイプ
スティック状の袋に入った、ゼリータイプが最近は人気です。量も少なく、あっという間に食べ終えてしまうので、ご褒美としてあげるにはちょうどいいでしょう。
嗜好性はかなり高いのですが、やはり量の割に塩分や添加物が多いので、毎日あげるよりも、特別な日にだけ与えたいものです。